バンドのキーボードを始める人に贈る手順書

キーボードを担当していて感じたことや、戸惑ったことなども素直に書いた、初心者のためのちょっとしたアドバイスのサイト。
暇つぶしの読み物としてもどうぞ。通勤通学のなどの空いた時間にでも。

ペンタトニックスケール

ペンタトニックスケールは、日本語では五音音階といって、その名のとおり、5つの音で構成されています。

これがもう便利です。

これさえ覚えとけば、とりあえず「それらしく」弾けます!

ギターとかだと真っ先に練習してる人が多い。それだけ幅広く使えるということだからですね!

Cのメジャーペンタトニックスケールだと、この5音↓

penta_1

1度、2度、3度、5度、6度を取り出したものがペンタトニックスケール!!

 

・・・が、あんまりメジャーペンタを使う人っていないんじゃないだろうか・・・

なんかこれだけ聞くと、すごく景気のいい日本の祭りの曲みたいな
(日本の民謡とか演歌とかの音階なんだよね)

 

どちらかというと、マイナーペンタトニックスケールを使うことの方が多いと思う。

マイナーペンタトニックはどんなん?というと、

上のCのメジャーペンタトニックスケールが、構成音そのままAのペンタトニックスケールになる。
つまり「ラ」から始まって、こういうこと!

▼Aのマイナーペンタトニックスケール

penta_3

「ドレミソラ」が、「ラドレミソ」になっただけ!

なので、マイナーペンタトニックは、1度、3度(b)、4度、5度、7度(b)をとりだしたものってことになりますね!

Cマイナーペンタトニックスケールだとこの5音↓

penta_2

音階に使われている音が少なく、セブンスの音も含まれてるので、本当に使い勝手がいい!

この5音の組み合わせだけで短いソロとかも全然いけます。

さらに、スリーコードでできたブルース進行のものは、そのキーのペンタトニックスケールだけで一曲アドリブできたりします。

ということで、そのあたりのことも含め、次はブルーノートスケールで!

pagetop