キーボードを担当していて感じたことや、戸惑ったことなども素直に書いた、初心者のためのちょっとしたアドバイスのサイト。
暇つぶしの読み物としてもどうぞ。通勤通学のなどの空いた時間にでも。
ここからは、スタジオとかライブの実際の動きとかについてです。
※ボリュームペダルのつなぎ方に誤りがありましたので修正しました!見て戸惑った方、すみません!
まずはセッティングについて。
キーボードのセッティングは、すごくシンプルにするとこんな感じです。
サスティンペダル使わないという人は(ほとんどいないと思いますが)電源とLine-Outだけで、とりあえず音は出ます。
スタジオとか、ミキサーが近くにあるステージだと、DIを挟まずに直接ミキサーに挿せばOK。
いろいろ小道具が増えてくると、つなぐものも増えます。
思いつくものを増やしてみたのがこちら
実際ライブではミキサーにレコーダーはつながないし、ヘッドフォンもつなぎません…。
そして、スタジオだとPAはおらず、ヘッドフォンも要らないと思います。
ヘッドフォンは、キーボードに直接つなぐこともできるし、ミキサーのPhoneにもつなぐことができます。
キーボードが2台あったり、ボリュームペダルをつないでる場合はヘッドフォンはミキサーにつながないといけないです。
ボリュームペダルは、ステレオでLとRを使っているなら、両方挿しましょう。
これだけでシールドが4本に増えます(笑)
ちなみに、midiのジャックがあるキーボードもあると思います。
パソコンにつなぐ場合や、2台のキーボード同志をつなぐ場合に使用するのですが、やる場合はシンセのマニュアルとにらめっこが必要です!
必要になってきたら見てみたらよいと思います。
機材のスイッチを入れるのは接続が終わってから、ボリュームを0にした状態で入れましょう!
そうしないとスピーカーが「ボンっ!」っと鳴って壊れる原因になります。
ライブやリハーサル終わりも、線を抜くときはPAさんに一言言ってからの方が安全です。
ライブではお客さなんがいるのでまあ言わないにしても、周りの空気読んでいきましょう。
初心者は最初のスタジオとかで「音が出ない?」ということもよくあります。
接続が終わっても音が出ない場合は以下のことをチェックしてみてください。
1. ボリュームが上がっているか
真っ先に確認です!
シンセ側とミキサー側(スタジオの場合)、両方確認が要ります。
ちなみに、ミキサーの場合はキーボード単体のボリュームと、マスターボリュームがあります。
ボーカルのマイクなど、同じミキサーにつないでる機材の音が出てる場合はマスターボリュームはOKのはずなので、それ以外を確認してみましょう。
2. LineOutじゃなくてPhoneとかに挿してないか
そんなことあるわけないじゃないかと思うかもしれませんが、以前イベントの時にイベントスタッフがやってくれた接続がこうなってた時がありました。
まったく音が出ないわけじゃないので、最初何がおかしいのかわからなかったんですが、
気づいたときは自分で確認しなかったことを深く反省しました。人のせいにはできませんからね!
3. ミキサー側でOFFやMUTEになってないか
ミキサーにはオンオフ機能やミュート機能があって(ないのもあります)、だいたいはボタンをぽちっと押すだけで出るようになります。
キーボードを挿してる列を探してみてください。
4. ボリュームペダルでボリューム0になってないか
ボリュームペダルをシンセとミキサーの間に挟んでる人は、ボリュームが0になってないか確認しましょう。
5. シールドが半分抜けてないか
しっかり奥まで挿さってるか確認しましょう。
6. ミキサーのGAINが0になっていないか
GAINは入力信号の大きさを決めるものです。これが0だとキーボードの音がミキサーに入りません。
半分くらい上げておくといいと思います。
スタジオでは、前の人がちゃんと0にしてミキサーを切ってれば、上げる必要があります。
これくらい確認すれば、どこかの段階で出るようになると思います!
キーボードアンプにつないでるときも、ボリュームとか確認してみてください。
なんでもそうですが、慣れれば簡単です。
キーボードが88鍵とかで重たい場合は、スタンドに乗せるのは誰かに手伝ってもらった方が安全です。
リハーサルとか時間がないときはそうもいかないこともあるかもしれませんが…。
15キロくらいだったらなんとか一人で乗せられるんですけどね…。30キロを超えてくるとさすがに危険(腰も)。
以上、セッティングについてでした。
次はリハーサルについて!