バンドのキーボードを始める人に贈る手順書

キーボードを担当していて感じたことや、戸惑ったことなども素直に書いた、初心者のためのちょっとしたアドバイスのサイト。
暇つぶしの読み物としてもどうぞ。通勤通学のなどの空いた時間にでも。

キーボードを選ぶ基準その4 音について

やっぱり音ですよね…一番重要でありながら、結構使ってみないとわからないという!

店頭で試弾きしただけでは、好みの音なんてなかなかわからないんですよね…。
耳に自信がある人はそれで決めたらいいですよ!
でも初心者とか、結構どれ聴いても、「あ、ふーん、いい感じ~」くらいだと思うんですたぶん。

ただ、最近のシンセったらできすぎてて、音色の数ももう1000越えですからね!全部弾いてみるのは不可能!

一カテゴリにとにかくたくさん入ってるから、一個ピアノきいて、あ~この音イマイチだなって思っても、ピアノカテゴリの2番のピアノは好みの音だったりして。

なので、店頭で試すなら、自分がこだわりたい音や、バンドでよく使いそうな音いくらか決めて、それ中心に聞いてみるっていうのも一つの手かもしれない。

すごくものすごく個人的な意見になるけど、以下個人的な意見を言うと…(2回言った)

Rolandの場合、一言でいうと元気な音色が多い(元気な音って)。
ピアノにしろエレピにしろオルガンにしろ、音の立ち上がりが早く、減衰音は「ぽんんんっ」て感じに響いて、ギターとの掛け合いとかでもそれなりの存在感を発揮する。
特にピアノは、The ポピュラーピアノ!!っていう感じ(わかるか…)。

ただ、音の立ち上がりが早い(というか鋭め?)=ふわっとしたニュアンスを出すのが難しい。ここは完全に背景でいたいんだよキーボードは…っていう時、もうちょっとアタック弱いやつないのかな~と思って探してもなかなかこれぞというものがなく、音を調整する必要が出てくる。(まぁそうやって調節するのもキーボードの仕事なので、プリセットになくても文句いうな!って言ってしまえばそれまでですけどね!!!泣)

ブラスやストリングスも、ふわーっとしたものより、主役をはれる音色がたくさん入ってます。
僕はほとんど使うことはなかったけど、テクノ/トランス系もかなりのバリエーションがあります。

ピアノの音に関しては、アコースティックピアノに近い音がなかなか出せなかったので一時期悩んでたけど、ある時一緒にやったバンドのメンバーが、「ピアノはやっぱりローランドがいいなぁ」って言ってたことがあって、「あ~これも好みだなぁ」って思いました。

また、アコースティック音に関していうと、JUPITER-80やFAシリーズで採用されてる音色「SuperNATURALサウンド」が結構イイ!
SuperNATURAL音色には「SuperNATURALアコースティック・トーン」が含まれていて、なんというか、ホンモノに近いというよりは(近いけど)すごいキレイ!な仕上がり。…にぼくは感じました。

実際録音した音を何も知らずきいたら、ホンモノのピアノで弾いたものよりもなんかちょっときれいに聞こえたりして、本物の泥臭さをなくして原石だけを取り出したみたいな(わからん)。

加えて、2015年9月に発売されたJUNO-DSシリーズでは、波形レベルで新規に追加されたアコースティック・ピアノを中心とする新しい音色が追加されたようで、まだ僕は聞いたことがないけど気になるところ…。

いろいろあるけどとにかくローランドの音は、一言でいうなれば、華々しい音が満載!!って感じです!!

それに対しYAMAHAの音色は、アコースティックに強い!気がする。
ピアノ、エレピ、ストリングス、パッドなど、曲の背景にもすーーっとなじむ音がたくさんあります。
ほんもののピアノ作ってるだけあって、ピアノの音は言うことなし。
選んだ音にもよるけど、音の減衰具合が本物に近く緩やかなので、心地よく響くし、曲の途中でVo+ピアノだけみたいな部分があってもいい感じに聞こえます。

ストリングスも、オーケストラのあのふわーーーーっとした感じがそのまま出せます。心地よさMAX。

オルガンも、あの独特の震える感じ(ロータリー・スピーカー)の設定を自分でしなくても、絶妙に調整されたものが最初っから何パターンも入ってる。(いやYAMAHAだけじゃないけどね、なんか使いやすい音がすごく多いんだよね)

ローランドほどの華々しさではないけど、ソロでも十分存在感あるし、何よりきれいな音が惜しげもなく使えるしバランスの良い音色がたくさんあって、僕は大好きです。

最後にKORGですが・・・・・・

実は僕はKORGのキーボードは持っていません。
なので、あんまり(というか全然)詳しく書けないんだけど、知人のや店頭で触った感触、あるいはライブで演奏されているのを聞いた感じでは、

ROLANDとYAMAHAの中間。
←ホント印象でしかない

僕はどちらかというとアコースティックに近い音を好む傾向があるので、そういう耳で聞いてしまいがちですが、今のところ「イマイチだなー」って思ったことはありません。

ていうか、ちゃんと音作りしたこともなければライブで使ったこともないので、もうこれ以上は書けません(むしろ書くな)

いつか使ってみたいものだ…(遠い目)

 

以上になります。

完全な個人の感想ですので、他のすてきなキーボーディストさんの意見とかも調べてみて、自分の好きな音を絞り込んでいってください!

正直最初は、どれを聞いても(いいんじゃない?)って思うと思うんだけど。
店頭で聴いても、スピーカーによっても聞こえ方に差があるし、結局は使いこんだときに、もうちょいこうだったらいいのにっていうのが出てくるもんだと思います。

最近のシンセサイザーでそこそこのものを買ったとしても、音で「失敗したー!」とまで思うものってないんじゃなかろうか…。
多少惜しい音ばかりでドンピシャの音がなかったとしても、シンセサイザーなんだから調整すればそれなりの音を作ることはできるし、そういう作業そのものがキーボードの楽しみでもあり、知識につながっていくのです。(えらそう)

なので、音というのはキーボードを選ぶ上ではかなり重要ではあるけれど、あまり考えすぎず価格やデザインを重視するならそれでもよいのではないかと。
(なんかその結論多くない?って思った人、人生そんなもんやからな!!

後悔のないように、じっくり選んでくださいね!

 

キーボード本体に関してはこのくらいにして、この次はキーボードを取り巻く愉快な道具たち、サスティンペダルのお話です!

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