バンドのキーボードを始める人に贈る手順書

キーボードを担当していて感じたことや、戸惑ったことなども素直に書いた、初心者のためのちょっとしたアドバイスのサイト。
暇つぶしの読み物としてもどうぞ。通勤通学のなどの空いた時間にでも。

キーボードスタンド

あった方がいいというか、普通は要りますね…そもそも家で設置するのに。

まぁでも、キーボードって一応机とかスチールのピアノ台とかでも置けてしまうので、そういう場合を想定しての「あった方がいいもの」なわけです。
それもなかったら必須です!床とかダイニングテーブルでは弾けないので。

僕の場合は、もともと電子ピアノがあって、その台が2段くらいあって、上の段にシンセが置けてしまったんで、
キーボードスタンドを持ってない時期がしばらくありました。

その時に、スタジオとかライブハウスにキーボードスタンドを持っていく必要があるかどうか…
あれば買わないと~みたいな感じで考えたことがあったんですが、

結論から言うと「あった方がいい」だったわけですよ…。まぁなくてもなんとかなってました。

スタジオにもライブハウスにも、キーボードスタンドは置いてあるし、そうそう「ありません」って言われることはないです。

ライブハウスじゃなくて、バーとか居酒屋のイベントに出る場合は、さすがにないのでどうにか調達する必要があったけど、そういうのが定期的にあるっていうわけでもないかぎり、別になくても…ってなるんですよねぇ。

 

というわけで、個人個人で「いる」って思ったときに買うとして、キーボードスタンドにも種類がいくつかあります。

なんだかんだで一番使いやすいのは、X型。

 

HERCULES ハーキュレス シングルX キーボードスタンド KS100B

 

ダブルX型もある。

HERCULES STANDS ( ハーキュレススタンド ) / KS120B

 

88鍵とか、重いキーボードを乗せるならダブルX型の方が安定するしいいかもしれないです。

X型の何がいいかって、足元が広く使えて、高さ調整が簡単で、コンパクトに持ち運びできるところ!
正直欠点がみつからない。
キーボードが2台に増えた場合も、それ用のオプションを買えば対応できます。

HERCULES STANDS ( ハーキュレススタンド ) / KST-301

上記で紹介したスタンドだったら大丈夫だけど、このタイプのオプションは、取り付けるスタンドのパイプ(?)の口径によっては無理なものもあるので、
X型スタンドなら何でも取り付けられるっていうわけではありません。
確認が必要ですよ!

 

そのほかスタジオやライブハウスで使ったものの中には、たとえば四足のものがあるけど…

YAMAHA キーボードスタンド KST-1B

 

これは、がっつり電子ピアノ用で、相当な重さまで耐えられるし、もちろん88鍵シンセの幅でも楽々乗ります。
ただ、高さ調節する際に4本の脚すべてを調節する必要があるのと、折りたたんでも微妙に運びにくい…。

さらに、ゆくゆく2台とかに増えた時に、オプションがないのと、立って演奏したい場合に微妙に高さが足りない。
そのあたり完全にシンセ用というよりは電子ピアノ用なので、ライブスタジオに持ち運ぶことを考えるとちょっと不向きです。

ライブハウスで出てきたときは、自分で高さ調整するのが困難なので、いつもスタッフさんに手伝ってもらってました。

あと、変わった形ので、三つ足タイプのものも。

ULTIMATE ( アルティメイト ) / AX-48 PRO

これ最初どうやって組み立てるのかわかりませんでした!

見た目的にはカッコイイなぁ…って感じ。
なんかプロっぽくない?そんなことない?(スイマセン)。

2段にも対応してるし、高さ調整も「○段階」とかじゃなくて、好きなところで止められるタイプです。

・・・けど、足元が狭い!!真ん中の支柱がこちら側にせり出してるおかげで、ペダル類がすごく置きにくかった…。
あと、意外に重い。8キロくらい。
61鍵のキーボードでやってる人にとったら、大体は台の方が重いってことになるので、なんだか手軽じゃないなぁという感じがします。
組立前は棒一本の形になるので、控室とかで場所をとらないのはいいなあと思うんだけど。

まぁ世の中にはいろんなキーボードスタンドがあるけど(っていうほどでもないけど)一押しは一番ポピュラーなX型っていう結論で…、

そんなこだわる人いるかわからないけど、あとは好みでえらんでくださいね!

 

次は、その他あった方がいいかもと思うもの!

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