バンドのキーボードを始める人に贈る手順書

キーボードを担当していて感じたことや、戸惑ったことなども素直に書いた、初心者のためのちょっとしたアドバイスのサイト。
暇つぶしの読み物としてもどうぞ。通勤通学のなどの空いた時間にでも。

パッド/シンセリード系

◆パッド系

シンセサイザー特有の音色で、ふわぁーーーーーっと空間のひろがりを鳴らしてくれるものです。
ストリングスと並んで、コード感を出すのに使えます。

ストリングスだと「サーーーッ」っていう感じで(擬音多いけど)フレーズとかもわりとイケるのに対し、パッド系はもっと柔らかい音で、背景を埋めるのに最適!厚みが増します。

個人的には、これがあるのとないのでは曲の豪華さがだいぶ変わると思ってて、なんかこうステージ全体を包み込んでくれるような安心感があるんですよ…。
それだけに、ミスっていきなりパッドが切れた時の違和感ったらもうすごいです。ゾッとする~。

あんまり他の楽器と音色がかぶらないのもいい!そうそうこの音がジャマになることってないので。
コードを鳴らす場合は、出しすぎると一番聴いてもらいたい歌やフレーズが聞こえなくなるので、あくまで陰の立役者として鳴ってるくらいがいいと思います。

 

◆シンセリード系

音色の特徴としては、幅広くて一言で言いづらいけど、シンセ特有のTHEシンセ音!みたいな…テクノやトランス系のクラブで鳴ってるレーザー音みたいなやつとか想像してもらえたら近いんじゃないでしょうか?加工でどうにでもなる音でもあるけど…

とにかく主張が強い!ハードめな音からソフトな音まであるけど、曲の中に入れようと思うと総じて浮きだつ音が多いので、そういうの全面押しじゃない限り、使う際は神経使う…が、確実に「キーボード仕事してるなぁ!」という感じにはなるので、いつもの感じに飽きたら積極的に使ってみよう。

僕が好きなのは、「ぽーっ」っという丸い音。ファミコンで使われてるようなやつで、単音で鳴らすとチープでしかないけど、曲によっては意外とハマることがあるので、試してみてください。

あと、ピッチベンド使ってフレーズ弾けたらなかなかカッコイイ!

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