バンドのキーボードを始める人に贈る手順書

キーボードを担当していて感じたことや、戸惑ったことなども素直に書いた、初心者のためのちょっとしたアドバイスのサイト。
暇つぶしの読み物としてもどうぞ。通勤通学のなどの空いた時間にでも。

エクスプレッションペダル

エクスプレッションペダルは、様々なエフェクトのかかり具合を足で操作できるペダル。
キーボード本体で何を割り当てるか設定して、ボリュームやピッチ、LFOの深さを変えられるようにしたり、ワウペダルとして使うこともできます。

設定もそんなに難しくありません。
細かくなるけどたとえばYAMAHAのMOXFシリーズだと、

[VOICE]→[ノーマルボイス選択]→[EDIT]→[COMMON]→[F4]CTL SET (コントローラーセット)

の画面に入り、[Source]→FC1(フットコントローラー)、Dest(デスティネーション)→コントロールする機能を選ぶ で保存して設定完了。
MOTIF XFでもだいたいこんな感じで設定できます。

VOICEっていうのは、YAMAHAシリーズでいう単体の音色のことで、音色ごとに効果をかけることができるので、そういうのが必要な複雑な曲とかでは、あってよかったこの機能~~!って思うんですよね!(まぁオリジナル曲だと面倒なのでそういうプレイ避けたりするけど←めんどくさがりか…

「一個一個の音に対してその設定をしなければいけないのか?」となると若干面倒だけど、
YAMAHAのシンセ(っていってもMOTIF XFとMOXFしか調べてないけど)だと、ユーティリティモードの「CTL ASN (コントロールアサイン)」でコントロールチェンジナンバーを設定すれば、一つ一つの音に設定しなくても、全体にかかるエフェクトを設定することができるみたいです。

コントロールチェンジナンバー…ってカタカナ10文字以上続くとなんかしんどくなるの僕だけですか?(シンセ向いてない…)

でもナンバーとかこういうのは、マニュアルとかデータリストっていうのに載ってるので地道に確認したら大丈夫!ネットで検索してDLしてください!

調子にのってROLANDのFAシリーズではどうかと調べてみたら、「スタジオ・セット」という音色セット(16パートで一つのセットにして登録できる)の編集画面で、Pedalタブを選択→「Pedal 1(もしくは2) Assign」で機能割り当てができるよう。…実際触ってないからアレなんですが…スイマセン。

関係ないけど、16パートの音色セットのことを、JUNOシリーズではパフォーマンスと呼んでいたけど、FAシリーズではパッチモード(単音色のモード)、パフォーマンスモードの垣根がなくなって「スタジオ・セット」になったみたいですね。(イヤほんと関係ないけど、なんで分かれてるんだろうとは思ってたので、わかりやすくなったんだー…とついつい)

個人の好みはあるけど、僕は踏込があんまり重いと疲れるので(普段の生活が垣間見える…)、全体的に軽めのものがいいなと思ってました。
あと、立って演奏するか座って演奏するかでも使いやすさは変わる気がします。
立って演奏する場合は、軽いペダルだとぐいっと前のめりに行ってしまいそうになるので…。
まぁ普通に足の筋肉がちゃんとある人はそんなに深刻に考えることでもないけど…(泣)。

とにかく、エクスプレッションペダルは、いろんなパラメータがリアルタイムで変えられて便利。

しかも使いこなしたらかなりカッコイイ演奏ができること請け合い!(うまく使ったらですよ!)

ワンランク上のキーボーディストになるために、ちょっと練習してみるのもいいかもしれないですね。(そんな僕はコピー曲で必要に駆られた時しか使いません…意外と練習しないと使いこなせなかったりするし)

 

ボリュームだけの調整なら、ボリュームペダルを買うのもあり!
エクスプレッションペダルはシンセ内部のパラメーターを変化させるのに対して、ボリュームペダルは音量レベルを電気的に変化させるもの。配線もちょっと違います。
ボリュームペダルはこちらから~
(ボリュームペダルのところでエクスプレッションペダルのことも書いてます…すいません)

 

さぁこれで準備完了です!次は音色について~もう個人的な意見満載になってきます。

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